A CASE OF DYSEMBRYOPLASTIC NEUROEPITHELIAL TUMOR WITH SYMPTOMS OF TEMPORAL LOBE EPILEPSY

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  • 側頭葉てんかんの症状で発症した胚芽異形成性神経上皮腫瘍の1 小児例
  • ショウレイ ホウコク ソクトウヨウ テンカン ノ ショウジョウ デ ハッショウ シタ ハイガイケイセイセイ シンケイ ジョウヒ シュヨウ ノ 1 ショウニレイ

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胚芽異形成性神経上皮腫瘍(dysembryoplastic neuroepithelial tumor : DNT)は,難治性てんかんの原因となる,小児と若年成人に多い良性の脳腫瘍である.今回,側頭葉てんかんの症状で発症し,頭部画像検査を行うことで早期に発見することができた1 小児例を経験したので報告する.症例は6歳男児,言葉が出にくい,歩行自動症などの側頭葉てんかんの症状で受診した.頭部MRI検査で左側頭葉,小脳虫部に腫瘍を認め,開頭腫瘍生検を行い,DNTの診断となった.小児科診療を行っている中で,てんかんの症例に遭遇する機会は少なくない.典型的なてんかん発作と考えられる症状であっても,脳波検査のみならず,器質的疾患の有無を確認する画像検査が重要である.

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