日本統治下台湾博覧会とその宣伝活動
抄録
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台湾総督府は1935年、台湾統治40年来の成果を示すべく、「始政40周年記念博覧会」を挙行した。本稿は、①台湾博覧会の経過、②各展覧会の出品内容、③台湾島内外の動員、④台湾社会に及ぼした影響を検討する。①では、開会前の準備と手配、会場の選定と開会式について述べる。②では、各館の施設と出品内容を観察する。③では、勧誘状、絵葉書、リーフレット、パンフレット、チラシ、小公学校児憲章作文など文書による宣伝、会報による宣伝、新聞・雑誌による宣伝、ポスター、看板、電飾および幻灯連続三角旗・気球・雪洞などによる掲示宣伝、ラジオ放送局の開設、放送の利用、全国出中継、台湾島内放送、実況中継、台湾音楽・娯楽番組などの放送による宣伝映画、映画による宣伝、航空宣伝、その他、スタンプ・小型マッチ・浴衣などによる宣伝を観察する。④では、各種特催日、実演と余興などを検討し、以上の活動が台湾社会に与えた影響を考察した。
収録刊行物
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- 中央大学経済研究所年報
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中央大学経済研究所年報 43 597-648, 2012-09-28
中央大学経済研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677692110976
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- ISSN
- 02859718
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB