循環型社会形成推進過程における廃棄物事犯の研究(二)―廃棄物事犯における「廃棄物」概念の考察―

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Crimes Concerning Inappropriate Waste Disposal in the Process of Promoting a Recycling-Oriented Society (Ⅱ)
  • ジュンカンガタ シャカイ ケイセイ スイシン カテイ ニ オケル ハイキブツ ジハン ノ ケンキュウ(2)ハイキブツ ジハン ニ オケル 「 ハイキブツ 」 ガイネン ノ コウサツ

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説明

本稿は、前作「循環型社会形成推進過程における廃棄物事犯の研究(一)―不法投棄罪における「捨て(る)」概念の考察―」の続編である。本稿では、廃棄物事犯における「廃棄物」概念を考察することにより、法解釈として、循環型社会形成推進を志向する。まず、廃棄物処理法制定以降における「廃棄物」概念の解釈の変遷を解説しつつ、整理する。その上で、主として「廃棄物」概念を構成する有償譲渡性基準をめぐる問題点を指摘し、最後に有償譲渡性基準充足性の判断要素について、著者の私見を提言する。

収録刊行物

  • 法学新報

    法学新報 121 (3・4), 83-162, 2014-08-28

    法学新報編集委員会

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