多義動詞における自・他対応 : 「だす・でる」を対象として

書誌事項

タイトル別名
  • タギ ドウシ ニ オケル ジ タ タイオウ ダス デル オ タイショウ ト シテ
  • The Correspondence of Transitive/intransitive in the Polysemy Verb A Case study of "DASU" and "DERU"

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説明

動詞の多義構造を明らかにする際に、自・他対応の関係を用いることの有効性を検証するため、「だす・でる」を取り上げ、その意味・用法を考察した。その結果、「でる」の複数の意味の中で、中心的意味として用いる用法に対しては自・他対応が成立する場合が多く、周辺的意味として使われる用法に対しては自・他対応が成立しない場合が多いということがわかった。

収録刊行物

  • 言語科学論集

    言語科学論集 3 25-36, 1999-12-24

    東北大学文学部日本語学科

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