古高ドイツ語 Tatian における現在分詞の用法について : Tatian の原典の問題と関連して
書誌事項
- タイトル別名
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- Uber den Gebrauch des Partizips Prasens im ahd. Tatian : Im Zusammenhang mit der Problematik der Vorlage des ahd. Tatian
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説明
古高ドイツ語 Tatian のG写本のラテン語と翻訳のAhd. の間には, 現在分詞の使用に関して多数の一致しない箇所が見られる。このラテン語の分詞に対応するAhd. の定動詞の使用は「真の原典」に帰せられるものではない。主動詞との結合の方法の分布を見る限り, これは原典からの逸脱であり, 当時のドイツ語の構造の反映である。このことからドイツ語ではAhd. の時代においてすでに現在分詞の使用を回避する傾向があったことが窺える。
収録刊行物
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- 東北大学文学部日本語学科論集
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東北大学文学部日本語学科論集 1 13-24, 1991-09-30
東北大学文学部日本語学科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677702971648
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- NII論文ID
- 110004625869
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- NII書誌ID
- AN10371651
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- ISSN
- 09174036
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- HANDLE
- 10097/33461
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles