日本語における外来語のアクセントの拍数別特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- On Features of Accent of Loan-words in Japanese : from a Viewpoint of Mora Length of the Words
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説明
辞書の記載による外来語のアクセント型を拍数別に調査し, その特徴を明らかにした。2・3拍語では原則からはずれた例は少なく, 頭高型が大部分をしめている。4拍以上の語には, -3拍目に特殊拍やアクセント核を前にずらす音韻的な要因が含まれている語か多いため, -4型や-5型が多く現れている。4拍語は, 日常生活によく使われている語や縮約された形の語が多いため, 平板型が目立つ。5拍語以上では, 外国語の意識がはたらいて原語に多い第1音節にアクセントを置く傾向が見られる。複合語アクセントは, 原則とほぼ一致しているか, 後部要素が2拍語の場合は一定したアクセント型は見られない。
収録刊行物
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- 東北大学文学部日本語学科論集
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東北大学文学部日本語学科論集 2 13-24, 1992-09-30
東北大学文学部日本語学科
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677702972544
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- NII論文ID
- 110004625882
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- NII書誌ID
- AN10371651
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- ISSN
- 09174036
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- HANDLE
- 10097/33474
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles