現代日本語における若者の敬語使用の実態 : 高校生・大学生・社会人の比較

書誌事項

タイトル別名
  • ゲンダイ ニホンゴ ニ オケル ワカモノ ノ ケイゴ シヨウ ノ ジッタイ コウコウセイ ダイガクセイ シャカイジン ノ ヒカク
  • The Young's Actual State Of Honorifics In Presentday Japanese : Comparison among senior high school students, college students, and members of society

この論文をさがす

説明

本稿は、学生と学生から社会人になったばかりの若者が実際に用いている丁寧語、尊敬語、謙讓語の語形及び場面による使用頻度を、高校生・大学生・社会人の3つのグループによって比較・分析をしたものである。結果としては、尊敬語も謙讓語も特定形が最も使われやすい形であることがわかった。また、話し手と聞き手との関係が話題人物への待遇に大きく関与し、この聞き手中心の敬語使用は、若者の敬語の丁寧語化を導いていくものと思われる。

収録刊行物

  • 言語科学論集

    言語科学論集 2 109-120, 1998-11-20

    東北大学文学部日本語学科

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ