日本語音声教育におけるプロソディーの表示法とその学習効果
書誌事項
- タイトル別名
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- The way to show the Japanese prosodic features and their effects in language learning
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説明
本稿では、従来の日本語教科書におけるプロソディーの諸要素の表示方法を調査し、それらの問題点を踏まえて改良した新教材、「プロソディーグラフ」を提案する。これは、音声分析機器を用いて日本語話者の発話のF0曲線をわかりやすく視覚化したもので、これにより、アクセント、イントネーション、リズムなどを総合的に理解させられる。この教材を用いて韓国人日本語学習者を指導し、効果を測定した。その結果、アクセント核やイントネーション符号を付与するだけの方法に比べ、本方式では発音に向上が見られた。
収録刊行物
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- 東北大学文学部日本語学科論集
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東北大学文学部日本語学科論集 5 85-96, 1995-09-30
東北大学文学部日本語学科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677718173312
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- NII論文ID
- 110004625919
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- NII書誌ID
- AN10371651
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- ISSN
- 09174036
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- HANDLE
- 10097/33524
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles