書誌事項
- タイトル別名
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- Japanese L2 Production of English Homorganic G-V Sequences: A Preliminary Study
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説明
日本語では、音韻制約として[w-u]のような同じ[backness]と[height]を共有する半母音-母音(G(lide)-V(owel))の連続は許容されていない。本稿では、母語にこのような音韻制約をもつ英語学習者が、英語の[w-u]の連続をどのように発音するのかを、まず観察する。3 名の日本語話者の発話を解析した結果、イ)半母音の脱落、ロ)半母音の声門化(glottalization)のいずれかを用いて、母語では許容されないG-V の連続を回避していることがわかった。後半では、最適性理論(Prince and Smolensky 1993, McCarthy and Prince 1995)を用いて、上述イ)、ロ)の状態の学習者が、これまでに習得した英語の音韻知識について、Kang (2014)の方法を用い、その特徴を論ずる。
収録刊行物
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- リベラル・アーツ = Liberal arts
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リベラル・アーツ = Liberal arts 10 71-83, 2016-03
岩手県立大学高等教育推進センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677762075264
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- NII論文ID
- 120005772127
- 40020877451
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- NII書誌ID
- AA12209619
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- ISSN
- 18816746
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- NDL書誌ID
- 027476994
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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