書誌事項
- タイトル別名
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- Die liturgisch-musikalischen Quellen zur Verehrung der Hl. ANNA im Benediktinerinnenstift Nonnberg zu Salzburg
- liturgisch musikalischen Quellen zur Verehrung der Hl ANNA im Benediktinerinnenstift Nonnberg zu Salzburg
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抄録
聖母マリアの母,聖アンナを尊ぶ風潮は,東方教会においては6世紀以来存在するが,西方教会においてはようやく10世紀になって認められた。聖アンナの祝日は1481年に教皇シクストゥス4世によってローマ暦に採り入れられ,1584年に教皇グレゴリウス13世によって7月26日と定められた。聖アンナは貴婦人として描かれ,聖母マリアと幼子イエズスを両手に抱いて守っている姿(Anna Selbdritt)が多くの絵や彫刻に表されている。ドイツ語圏で最も古い女子修道院であるノンベルク修道院は,714年の創立以来,聖母マリアへの崇敬を守っているが,マリアの母である聖アンナに対する崇敬も大切にしている。14世紀から16世紀にかけて,8名の修道院長がアンナを名乗っていることも,その現れの一つである。また,数々の絵や彫刻はもとより,アンナの祝日が典礼上いかに守られてきたかは,現存する中世の写本や修道院の記録にもうかがうことができる。その中でも興味深いのが3つの賛歌(Hymnen)と,1600年頃に書かれた,アンナの時祷(Officium)のドイツ語訳祈祷書(Cod.23 E17)である。ここでは,特に3つの賛歌(ノンベルクの2冊の賛歌集の中で,一人の聖人のための賛歌が3つも収められているのは,聖アンナの場合のみである)について,テキストにおいてもメロディにおいても,ノンベルクの修道女たちによって書き換えられた箇所を,他の写本と比較し,検討を加えた。聖母の母である聖アンナは,特に女性にとって崇敬の対象とされ,彼女の祝日のためのテキストや音楽は,ノンベルクのみならず,当時のザルツブルクに存在したペータースフラウエン女子修道院の写本にも残されている。
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KJ00004471758
論文
Article
収録刊行物
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- 紀要 / [藤女子大学キリスト教文化研究所] [編]
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紀要 / [藤女子大学キリスト教文化研究所] [編] 2 59-88, 2001-03-31
札幌 : 藤女子大学キリスト教文化研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677886958976
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- NII論文ID
- 110005998620
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- NII書誌ID
- AA11449923
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- ISSN
- 13483870
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- NDL書誌ID
- 6755938
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
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