Bibliographic Information
- Other Title
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- ベンチャー キギョウ ノ セイサンセイ
- Productivity in Japanese small firms
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Abstract
本稿では、わが国のベンチャー企業約1,200社に対する12年分のパネルデータを用いて、中小企業の生産性について考察した。実証分析では、生産要素と生産性との間に生じる内生性を制御するOlley and Pakes(1996)アプローチを用いた。得られた結論を要約すると、以下のようになる。中小企業の生産性は、その企業特性や産業特性に強く依存する。中小企業の中で生産性が高いのは、製造業に属する企業、ハイテク産業に属する企業、若年企業(設立からの経過年数が比較的短い企業)、または、R&Dを集約的に行う企業である。また、これらの企業の生産性を時系列で見ると、一部のグループを除けば、観測期間(1993-2004年)に負の生産性を示すことがわかった。
Journal
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- 關西大學經済論集
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關西大學經済論集 61 (3-4), 227-253, 2012-03-10
關西大学經済學會
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677889439104
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- NII Article ID
- 120005717167
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- NII Book ID
- AN00046869
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- ISSN
- 04497554
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- HANDLE
- 10112/9707
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- NDL BIB ID
- 023593571
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles