Kalai-Smorodinsky解の公理化 : 選択肢集合が有限集合をとりうる場合に関して
書誌事項
- タイトル別名
-
- Kalai Smorodinskyカイ ノ コウリカ センタクシシュウゴウ ガ ユウゲン シュウゴウ オ トリウル バアイ ニ カンシテ
- An axiomatization of the Kalai-Smorodinsky solution when the feasible sets can be finite
この論文をさがす
説明
選択肢の数が有限であるような交渉問題を含んだ定義域上へKalai-Smorodinsky解(Kalai and Smorodinsky (1975))を拡張した対応(多価関数)の解を定義し、その公理化をおこなう。 つまりその解が上記の定義域上において連続性、独立性、対称性、不変性、単調性を満たす唯一の解である事を証明する。独立性は、効用空間でのHausdorffの距離ではかつてのものである。独立性は、解が対応である事にあわせて拡張したことを除くと、Nashの定義より弱く、Roth(1977)のそれ同 じである。対称性、不変性はKalai and Smorodinskyのそれと本質的に変わらない。単調性は、解が対応であるためにKalai and Smorodinskyのそれとは大きく異なった定義となっている。 しかしこの定義を一価関数の解に適用した場合、この公理はオリジナルの単調性に近い性質を持ったものになる。
収録刊行物
-
- 關西大學經済論集
-
關西大學經済論集 51 (4), 419-433, 2002-03-15
關西大学經済學會
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282677890368640
-
- NII論文ID
- 110000986819
- 110000986780
-
- NII書誌ID
- AN00046869
-
- ISSN
- 04497554
-
- HANDLE
- 10112/4500
-
- NDL書誌ID
- 6226770
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles