日本統治時代台湾產鮮魚の海外搬出

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タイトル別名
  • ニホン トウチ ジダイ タイワン產センギョ ノ カイガイ ハンシュツ
  • Overseas Export of Fresh Fish from Taiwan during the Japanese Occupation Era

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抄録

日清戦争に勝利した日本は1895年以降ほぼ半世紀にわたって台湾を統治するが,その時代に台湾の農產業は日本への移出により大いに発展したことは,これまで多くの研究によって明らかにされている。しかし,それに対して水產業の分野ではどのようであったかについてこれまでほとんど看過されてきた。そこで,本論文は,日本の台湾統治時代の水產品の輸出や移出とりわけ鮮魚の海外搬出について述べたい。

本稿は,平成30年度科学研究費助成事業「日治時代・台湾南方澳の高知県漁民等の「移民村より見た近代黒潮流域圏交流史の特質」(研究代表者:高知大学教育研究部人文社会科学系・吉尾寛教授)による成果の一部である。

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