書誌事項
- タイトル別名
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- チンギン シュドウ ガタ セイチョウ ノ メカニズム
- A Theoretical Analysis of Wage-led Growth Models
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抄録
完全雇用の制約を受けず、投資需要が主要に状況を決定する成長過程について「賃金主導型成長」(wage-led growth)が資本主義の一形態として注目され、また教科書でも大きな扱いを受けている。賃金主導型成長の第一印象は逆説的である。そこで基本的なカレツキー型モデルに拠って賃金主導型成長とは何か、なぜそういうことが起るのかを考察する。賃金主導型成長が起る条件として投資関数の形は重要であるが、より重要なのは分析の基礎にある、いわゆる「費用の逆説」である。この逆説にとって投資関数のパラメタが時間的に変化しないという分析便宜上の仮定の役割は大きい。したがって「費用の逆説」の問題性が浮上する。「費用の逆説」の経済的メカニズム、さらにカレツキー・モデルの検討が必要である。
収録刊行物
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- 關西大學經済論集
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關西大學經済論集 55 (4), 515-527, 2006-03-10
關西大学經済學會
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677892239744
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- NII論文ID
- 110006159093
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- NII書誌ID
- AN00046869
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- ISSN
- 04497554
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- HANDLE
- 10112/12729
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- NDL書誌ID
- 7885848
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles