書誌事項
- タイトル別名
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- Potentiality of "Regional Language"
- 『 チイキ ゲンゴ 』 ノ センザイテキ カノウセイ
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抄録
戦後の「方言撲滅運動」推進によって、各地域本来のことばが失われてきた。その反省から、1970年代以降、沖縄では地域のことばの見直し運動が活発化した。その中心には、「自分たちは何ものか」という問いがあった。一方、地域のことばに対する誇りを保ち続けてきた関西の人々は、自分たちのことばの中に息づく、その地域に独特な発想やマインドを発揮できた。それによって、全国に向けて豊かな発信を続け、戦後社会に貢献してきた。関西と沖縄の動きを併せて考えてみると、「自分たちは何ものか」の問いの先にあるものこそ、地域のことばの中に脈動する「発想・マインド」に他ならないことに気がつく。その「発想・マインド」は、自分の地域のことばを、とにかく使うことによって活性化する。ならば、どのように使うべきなのか。地域のことばを私的場面はもちろん、公的場面でも意識化し果敢に使ってゆく実践の継続である。実践によって発想・マインドが賦活され、その地域ならではの真に個性的な発信が可能になる。私たちが向かう分権社会は、各地の多様な発想・マインドが、それぞれに独特な発信となって全国に届く、地域言語多様性開花の時代に他ならない。
論文
収録刊行物
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- 尚美学園大学芸術情報研究
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尚美学園大学芸術情報研究 19 1-25, 2011-03-01
尚美学園大学芸術情報学部・大学院芸術情報研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677908070528
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- NII論文ID
- 110008465120
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- NII書誌ID
- AA12312312
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- NDL書誌ID
- 025243176
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- ISSN
- 18825370
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles