芸術情報学部における英語教育(2):情報表現学科の場合

書誌事項

タイトル別名
  • English-language education at the Department of Information Expression
  • ゲイジュツ ジョウホウ ガクブ ニ オケル エイゴ キョウイク(2)ジョウホウ ヒョウゲン ガッカ ノ バアイ

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研究ノート

筆者は2015 年度から主に音楽応用学科と情報表現学科の英語教育を担当しているが、音楽応用学科では音楽ビジネス、情報表現学科ではゲームビジネスに関わる世界的に著名な人物をそれぞれ1 人取り上げ、これまでの人生や仕事、リアルタイムの活動状況について、1 年間じっくり英語で学ぶ機会を提供することを試みている。 本稿では、情報表現学科における英語教育について述べる。ゲームビジネスに関わる人物として任天堂の宮本茂氏(以下、敬称略)を取り上げることの意義について考究した。宮本茂は日本のゲーム史に残る多数のヒット作を生んだ人物であることに加え、学生時代から造形表現や音楽など芸術情報学部の様々な対象領域への関心を有してきた人物でもあることなどから、情報表現学科の学生にとって良きロールモデルの1 人となり得るのではないだろうか。このような考えから、宮本茂を取り上げることによって、情報表現学科ならではの英語教育をどのように構想・展開できるかということについての私見を提示した。

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