少子高齢化時代における食育と健康・生きがいのあるまちづくり

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タイトル別名
  • ショウシ コウレイカ ジダイ ニ オケル ショクイク ト ケンコウ イキガイ ノ アル マチズクリ
  • Food Education and Community Organization with Health / Spiritual Activity on the Times of Declining Birthrate and Aging.

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抄録

食は健康の源であり,家族の愛情・絆の源,子育てや子どもの夢を育む源として位置づけられる.本稿の目的は「少子高齢食時代における食育と健康・生きがいのあるまちづくり」についての現状把握と問題点の整理,及び「食」と「健康]「まちづくり」に関する市民の参加意識を探り,今後の手ががりを得ることにある.IIの「食と健康]では,国民の健康づくりには健康な食生活の実践や生活習慣の見直しが必要であることから,正しい食と健康のあり方について検討している.IIIは,食に関する親子関係と家族のあり方を検討している.食は家族のコミュニケーションの場としての重要な役割を持ち,食を通じたコミュニケーションは食の楽しさを実感させ,人々に精神的な豊かさをもたらすことから,楽しく食卓を囲む機会を持つことが大切であると論じている.IVは,食のシンポジウムに参加した団体と参加者へのアンケート調査を通じて,大学を中心とする産学官民協働のまちづくりに対する市民意識と今後の参加意向などを分析している.IVは,「ヒューマンサービス業と食育」というテーマで消防士の朝食欠食・間食の問題を取り扱っている.

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