学生による新設学部への期待と実感 : Importance-Performance Analysisを用いて

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タイトル別名
  • Expectation and actual feeling to the new department by a student : Using importance-performance analysis

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説明

本研究は,人間健康学部の第1期学生を対象に,入学時における新設学部への「期待」と入学後に学生生活を過ごす中で感じている「実感」とのギャップをImportance-Performance Analysis を用いて分析し,新設学部が掲げる「文医融合」教育の実現にむけた暫定的な課題の抽出を試みた。入学動機をベースとした期待および実感を把握する各項目(20項目)を作成し測定した結果,期待と実感ともに高い項目は8項目と多くの項目を確認できた一方で,期待は高いが実感は低い項目が2項目確認できた。また,期待は低いが実感は高い項目が3項目確認できた一方で,期待と実感ともに低い項目は7項目と多くの項目を確認できた。学部コンセプトである「文医融合」教育の実現に向けては,第1期学生を対象としたことから,継続的な調査の必要性,つまり,学科別で専門性に応じた取り組みを経ての再検証が今後の課題として認識できた。

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