戦争遺跡の授業実践における多様な活用 -土崎空襲を題材とした近隣各学校の取り組みを事例として-

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タイトル別名
  • センソウ イセキ ノ ジュギョウ ジッセン ニ オケル タヨウ ナ カツヨウ ツチザキ クウシュウ オ ダイザイ ト シタ キンリン カク ガッコウ ノ トリクミ オ ジレイ ト シテ
  • Various Teachings of The War-Related Sites;Focusing on The Case of Schools on The Tsuchizaki aria

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説明

本稿では,昨年度の論稿を引き継ぎ,戦争遺跡の指定・登録の現状とその類型的分析を試みるとともに,戦争遺跡の授業実践における多様な活用について,土崎空襲を題材とした土崎地区の各学校の取り組みを事例として検討した.実践分析については,土崎地区の全学校,すなわち小学校5校,中学校3校,高校1校のそれぞれの実践を取り上げ,どのように戦争遺跡を学習活動に取り上げているのか,また単元構成の中でどのように位置付けているのかを視点として各実践を検討した.戦争遺跡の多様な活用として,(1)平和学習としての活用,(2)キャリア教育や「生き方」教育としての活用,(3)身近な地域理解学習としての活用,(4)修学旅行の一環として沖縄との比較研究としての活用,(5)課題形成能力・課題解決能力・表現能力の育成としての活用として5つに類型化し,それぞれの実践の特色を示した.

This is a continuously study of the last paper. The research under discussion collected data on some of war sites across japan, especially those related to investigations into modern historical remains, and analyzed them though categorization. Then, the research examined how such data are being used in actual teaching by focusing on the case of schools on the Tsuchizaki aria, where the Tsuchizaki Air Raids was taken up as a topic of teaching.

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