水資源のコンフリクトマネジメント
書誌事項
- タイトル別名
-
- Water Resources Conflict Management
この論文をさがす
抄録
本稿では,まず水資源コンフリクトの現況を世界と日本について記述し,次いでメタ認識としてのGES 環境システムと計画システムの輪廻を提案し,これらを前提としたコンフリクトマネジメント方法の体系化としてメタ適応的計画方法論を提案する。GES 環境システムでは,アジアと欧米のメタ認識の差異を論じ,計画システムの輪廻において「環境文化災害」という視点が重要であること,そして適応的計画方法論を構成する評価にあたる「費用便益分析」の限界ならびに「多基準分析」の流れを論じ,第3 者機関が介入するコンフリクトマネジメントを提案する.事例としては吉野川第十堰,長良川河口堰とガンジス川のファラッカ堰を取り上げる。
収録刊行物
-
- 京都大学防災研究所年報. A
-
京都大学防災研究所年報. A 52 (A), 81-101, 2009-06-01
京都大学防災研究所
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282810700304000
-
- NII書誌ID
- AN00027809
-
- ISSN
- 0386412X
-
- HANDLE
- 2433/149281
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB