XバンドMPレーダーを用いたゲリラ豪雨の早期探知と追跡

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タイトル別名
  • Early Detection and Tracking of Baby Rain Cell in the Guerrilla Storm Warning Using X-band Polarimetric Radar Network

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説明

2008年7月28日都賀川での出水に代表される短時間のうちに急激に積乱雲が発達することによる局所的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)の発生頻度の増加が危惧されている。そこで国土交通省は、より早期の降雨の探知や予測, より精度の高い降水量推定を目指し, 最新型偏波ドップラーレーダー網を整備し2010年7月より現業用運用を開始した。本研究では, 最新型Xバンドレーダー網による高密度, 高時間分解能のデータを用いて3次元的に発達する積乱雲の特性, 発達挙動に関する事例解析を行い, 上空監視がより早期にゲリラ豪雨のタマゴを捉えていることを明らかにした。また、降水セルの検出と積乱雲の特性(体積等)を考慮することで発達する積乱雲を3次元的に追跡する手法を開発した。加えて、この手法を用いて局所的な集中豪雨事例を複数例抽出し, 積乱雲が地表に強い強度の降水をもたらす危険性を判断する指標の解析を行った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282810700332416
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/151051
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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