背圧制御リングせん断試験による三次クリープの再現と豪雨時地すべり発生時刻の予知

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タイトル別名
  • Tertiary Creep Reproduction in Back-Pressure-Controlled Ring Shear Test to Understand the Mechanism and Final Failure Time of Rainfall-Induced Landslides

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抄録

人工降雨による室内地すべり実験によって福囿が1985年に発見した速度と加速度の間にべき関係があることがわかり、速度の逆数を用いた地すべり崩壊時刻の予知方法が開発され、広く用いられている。しかしその発現機構は未解明であり、土の三次クリープの発現機構を調べるため、背圧制御リングせん断試験を行い、豪雨時の地すべり発生時のすべり面の状態を再現した。試料には砂と砂・シルト混合試料を用いた。実験結果より、福囿の実験と同様の速度・加速度関係が得られ、べきの値の範囲も同程度ということがわかった。一方べき値と線形係数の対数の間に線形関係があることもわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282810700336000
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/151064
  • 本文言語コード
    en
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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