図書館情報学教育での「知的自由」の取り扱いについての考察 : インタビューを手がかりにした日米の比較

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書誌事項

タイトル別名
  • Teaching Intellectual Freedom in Japan and the United States An Exploratory Comparative Analysis
  • トショカン ジョウホウガク キョウイク デ ノ 「 チテキ ジユウ 」 ノ トリアツカイ ニ ツイテ ノ コウサツ : インタビュー オ テガカリ ニ シタ ニチベイ ノ ヒカク

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説明

情報通信技術の進歩が図書館の情報アクセスやサービス環境に大きな変化をもたらす一方、情報倫理教育のあらたな見直しが必要となっている。この数年、アメリカ図書館協会は図書館情報学教育とそれに携わる教育機関や教員に関して、新しい指針や基準を提示している。ハワイ大学図書館情報学科(UH-LIS)では、こうした専門団体の動きを背景に2010年から2012年にかけてカリキュラムの再検討を行い、倫理教育の中枢となる「知的自由」のカリキュラムの中での位置づけを検討している。本稿は将来の日米の図書館情報学教育の比較研究の準備として、日本の図書館情報学教員に行ったインタビューとUH-LIS の状況を手がかりに比較考察する。サンプルが少数ではあるが、日米の「知的自由」教育の相違点を指摘し、今後の比較研究の方向性を提案する。

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