On the criticality of random knots at the θ temperature: a preliminary report

NDLデジタルコレクション HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • On the criticality of random knots at the θ temperature : A preliminary report(Knots and soft-matter physics: Topology of polymers and related topics in physics, mathematics and biology)
  • On the criticality of random knots at the th temperature a preliminary report

この論文をさがす

抄録

結び目不変量を用いた数値シミュレーションに基づいて、一定の結び目型を持つランダムポリゴン(ランダム結び目)の頂点数Nに関する漸近的な振る舞いは、新しく顕著な臨界現象に対応するという予想を提案する。これまでに多くの研究者によって、ランダム結び目の慣性半径はNに関して排除体積鎖と同じ指数v_<SAW>=0.588のべき的振る舞いが指摘されている。一方、ランダム結び目に対して分布関数を求めるとガウス的な振る舞いを示す。予備的段階ではあるが、現在、頂点数N=1000の場合でも同様な結果が示された。この結果は指数v_<SAW>=0.588と矛盾する。

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。

収録刊行物

  • 物性研究

    物性研究 92 (1), 131-134, 2009-04-20

    物性研究刊行会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ