戦後の長期金融制度の意図と現実 (西川俊作教授退任記念号)

書誌事項

タイトル別名
  • センゴ ノ チョウキ キンユウ セイド ノ イト ト ゲンジツ
  • センゴ ノ チョウキ キンユウ セイド ノ イト ト ゲンジツ ニシカワ シュンサク キョウジュ タイニン キネンゴウ
  • The Long Term Financial System of the Postwar Japan (In Honour of Professor Shunsaku Nishikawa)

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説明

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第2次世界大戦後の我が国の長期金融制度を担ったのは,長期信用銀行と信託銀行の民間2業態と,これを補完する公的金融の計3業態であった。これらの各業態には短期金融機関との棲み分けを明確にするために,それぞれ金融債,貸付信託,定額貯金という独特の資金調達手段が割り振られた。これらの調達手段はいずれもキャピタルロスの危険を除去することにより,国民の大多数を占める零細投資家からの資金調達に成功した。さらに民間2業態の資金調達手段は付利方式を異にすることにより,資金運用者の多様なニーズに応える一方,景気変動のフェーズ

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 41 (4), 103-, 1998-10

    東京 : 慶応義塾大学商学会

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