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- ベクトル場とスカラー場の重力への非最小結合について
- ベクトルバ ト スカラーバ ノ ジュウリョク エ ノ ヒサイショウ ケツゴウ ニ ツイテ
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Abstract
スカラー場の非最小結合はBrans-Dicke(B-D)理論[1]として知られており,アインシュタインの一般相対性理論の拡張の一つとして,その理論的意味が論じられている.ここでは,スカラー場に加えてベクトル場も非最小結合をしている場合,どのような効果が期待できるかを調べた.簡潔なモデルの下でのベクトル場を導入し,ラグランジアン密度から計量,ベクトル,スカラーを変分して0にして各々方程式を導いた.ベクトル場を導入しても,等価原理は成立しており,粒子の測地線の式は変更されない事が分かった.また弱い近似でベクトル場の効果を調べたが,スカラー場とほぼ同じ形で効果が期待される.
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- 京都産業大学論集. 自然科学系列
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京都産業大学論集. 自然科学系列 34 230-247, 2005-03
京都産業大学
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812394348928
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- NII Article ID
- 110001246992
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- NII Book ID
- AA11923897
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- HANDLE
- 10965/471
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- NDL BIB ID
- 7762120
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- ISSN
- 13483323
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles