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- 道徳教育考(4) : ハンナ・アーレントにおける道徳論
- ドウトク キョウイクコウ 4 : ハンナ アーレント ニオケル ドウトクロン
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Abstract
政治学者であるハンナ・アーレントは、「アイヒマン」裁判から、悪を行うのは一般の人間の問題であるとし「悪の凡庸さ」を説く。歯車の一つとして目的に無関心で命令通りに働く、思想性もなく思考もしない大衆の一人としてアイヒマンから、アーレントは現代社会における大衆の道徳について考察し、道徳とは社会の中で生きる個の問題であり、「思考すること」、「意志を持つこと」、「自分で判断すること」の大切さを述べる。
Journal
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- 梅光学院大学論集
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梅光学院大学論集 47 101-110, 2014-01-31
梅光学院大学
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812418185344
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- NII Article ID
- 120005576090
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- NII Book ID
- AA12190033
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- ISSN
- 18820441
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- NDL BIB ID
- 025301496
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles