書誌事項
- タイトル別名
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- Yatteminahare : The Trace of the Keizo Saji Challenge to Beer Business
- ヤッテ ミ ナ ハレ : サチケイゾウ 、 ビール ジギョウ チョウセン エ ノ キセキ
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説明
商都大阪の代表的商人である佐治敬三は、日本初の本格ウイスキーを開発した鳥井信治郎の次男であったが、長兄の吉太郎の急死により、心ならずも寿屋の後継者となった。敬三は、社長に就任するや、社名をサントリーに変更するとともに、父親から受け継いだ「やってみなはれ」の経営理念のもと、信治郎の時代には断念せざるを得なかったビール事業を開始した。この事業は40年余り赤字事業であったのだが、「健全なる赤字部門」と位置づけ、洋酒で稼いだ資金を惜しみなくつぎ込んでいったのである。本稿は、佐治敬三のビール事業の挑戦の軌跡を検証することを通じて、サントリーのDNA といわれる「やってみなはれ」の本質を探究するものである。
収録刊行物
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- 大阪産業大学経営論集
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大阪産業大学経営論集 17 (1/2), 75-95, 2016-02
大東 : 大阪産業大学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812423748992
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- NII論文ID
- 110010040246
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- NII書誌ID
- AA11394617
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- ISSN
- 13451456
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- NDL書誌ID
- 027470320
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
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- CiNii Articles