ユネスコ東アジア地域世界遺産教育国内ワークショップの報告

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タイトル別名
  • ユネスコ ヒガシアジア チイキ セカイ イサン キョウイク コクナイ ワークショップ ノ ホウコク
  • Report on ln Country Workshops about World Heritage Education of UNESCO East Asian Region

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説明

2007年3月24日、25日、奈良教育大学で、ユネスコ東アジア地域世界遺産教育国内ワークショップが開催された。ユネスコがいう「東アジア地域」とは、中国(含むマカオ)、韓国、朝鮮民主主義共和国、モンゴル、日本の5カ国である 2006年の11月にソウルで開催された東アジア5ヶ国の世界遺産教育会議で、2007年中に、それぞれの国内で世界遺産教育を推進する国内ワークショップを開催する。その経費として、5000ドルを支援することが決定された。そのような経緯で、以下の日程表にある5団体が共催して、「ユネスコの提起する教育をどう受けとめるか―『世界遺産教育(WHE)』と『持続可能な開発のための教育(ESD)』を中心にして―」と題するワークショップが開催され参加者は両日で、延べ260名を超えた。本稿は、両日討議された概要である。ワークショップの報告書は、2007年5月にユネスコの北京事務所に英文で提出された。けれども、その報告内容はウェッブ上で公開されたのみで、日本語の印刷媒体として未刊のままである。両日、何が話し合われ、何が確認されたのかを記録に留めることは、開催に関わった者の責務である。今回のワークショップは、日本におけるユネスコの世界遺産教育のキックオフ的な会議であり、資料的な価値が高くより多くの方々の目に触れることを願い、本誌に掲載するものである。

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