看護学生の基礎体温測定による教育効果

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タイトル別名
  • Educational Benefits for Nursing Students by Measuring Basal-Body-T emperature
  • カンゴ ガクセイ ノ キソ タイオン ソクテイ ニ ヨル キョウイク コウカ

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説明

基礎体温測定による教育効果を明らかにする目的で、研究に同意の得られた*名の看護学生を対象に、基礎体温測定に必要な保健指導内容の記述量の変化を基礎体温測定前後で体験学習の効果を検討した。基礎体温測定は、体験群25名、棄権群53名と未体験群10名であった。基礎体温測定後、体験群(3か月間基礎体温測定をした学生)、棄権群(途中で基礎体温測定を中止してしまった学生)と未体験群(最初から基礎体温測定をしなかった学生)ともに保健指導に必要な知識の理解は高まった。基礎体温測定前では、保健指導内容の正解人数は棄権群より体験群の方に知識が高い傾向がみられた。基礎体温測定後は正解人数が棄権群より体験群の方が多くみられた。以上のことから、基礎体温測定に必要な保健指導内容の知識の獲得に基礎体温測定体験による効果があると示唆された。

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