短期大学住居学科におけるリフォーム学の試み その2 : 2005年-2007年度3年間の記録

書誌事項

タイトル別名
  • タンキ ダイガク ジュウキョ ガッカ ニ オケル リフォームガク ノ ココロミ ソノ2 2005ネン-2007ネンド 3ネンカン ノ キロク
  • Research into Housing Renovation by the Junior College Housing Studies Department Part 2 : 2005-2007 fiscal year records

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抄録

共栄学園の「リフォーム学」では、リフォームを建築学、住居学など関係諸学の総合的な学問領域として位置づけ、社会制度や実務の実態を踏まえて、より実践的な講座を試みている。卒業後に携わる実務に対して有用性があり、将来に渡って自己啓発の緒になること目指している。理論と実践を反復するため、授業ではよりリアリティを重視した課題を設定した。具体的には、架空の家族「春日家と夏目家」を用いて、そのライフステージごとに生じる住まいの課題を展開した。試験に置き換えて実施した最終課題は、様々なライフステージの後に二世帯同居することになった両家のリフォームを提案するものである。本稿では、3 学年に渡って学生たちが検討し提案した「二世帯同居プラン」を分析し、そこから見えてくるものを探ってみた。さらにそこに至るまでの授業成果が反映できたか、現代の若者が感じている生活感や家族感、さらに介護や家事に対する意識も知ることができる。

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