「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」を用いた看護実践能力の育成

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日本看護協会では、平成28年5月に全国標準の指標を目指した「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」(以下、JNAラダー)を公表しました。JNAラダーは、2025年の少子超高齢多死社会を見据え、あらゆる施設や場におけるすべての看護師に共通する能力として、患者・対象者・利用者などを総称した「ケアの受け手」への看護実践能力に焦点化されています。JNAラダーでは、看護実践能力を「ニーズをとらえる力」「ケアする力」「協働する力」「意思決定を支える力」から構成し、新人看護研修を基盤として位置づけ、5段階設定と細やかに表記することで、社会人経験を有した新人看護職員の増加、中途採用者入職の増加、地域連携や在宅看護への転換など、医療社会情勢を踏まえて、多様かつ質の高い看護実践を提供できる人材育成を目標としました。

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