看護師が患者に向精神薬の副作用を説明するうえで感じている困難

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  • カンゴシ ガ カンジャ ニ コウ セイシンヤク ノ フクサヨウ オ セツメイ スル ウエ デ カンジテ イル コンナン

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抄録

看護師が患者に向精神薬の副作用を説明するうえで感じている困難を明らかにすることを目的に、精神科専門病院であるA病院の全看護師を対象に自由記述によるアンケート調査を行い、82名より回答を得た。内容分析の結果、看護師が感じた困難で、医療者側の要因として、【アセスメントに関する困難】【説明方法に関する困難】【患者の苦痛と治療者の役割との間で生じる葛藤】【結果への責任をとらなければならないことによって生じる困難】【医師との連携に関する困難】の5カテゴリーが、患者側の要因として、【服薬自体に抵抗のある患者に対応する難しさ】【患者のペースで説明を求められたときの難しさ】【定型的な副作用でない訴えに対応する難しさ】の3カテゴリーが、それぞれ抽出された。

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