書誌事項
- タイトル別名
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- Experience of self-monitoring included structured self-monitoring of blood glucose among workers with noninsulin-treated type2 diabetes.
- シュウロウ シテ イル ヒインスリン シヨウ ノ 2ガタ トウニョウビョウ カンジャ ニ オケル タイケイテキ ケットウ ジコ ソクテイ オ フクム セルフモニタリング ノ ケイケン
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説明
非インスリン使用の2型糖尿病患者を研究参加者とし、体系的血糖自己測定(SMBG)を含むセルフモニタリング教育を実施し、看護師が主治医との連携のもとにフィードバックを行う介入研究を実施した。本研究は、この介入研究の参加者らの体系的SMBGとセルフモニタリングの経験を半構成的面接により明らかにした。就労男性10名に個別にインタビューを実施し、質的記述的分析方法を用い分析した。参加者らは受診時以外に血糖値を測定できることで【血糖値やSMBGへの関心】を持ち、血糖変動のパターンを知り、食事や運動と血糖値が関係していることを体験しながら【SMBGでわかった血糖値の変化】を認識していた。さらに食事の量を減らした者、食べ方を変えた者、必要性は理解しているが行動変容できていない者など【SMBGによる行動変容】を意識していた。仕事中や外出先でも支障はなかったと【SMBGを無理なく実施】する一方で、仕事で測定時間がずれるなど【SMBGの困難さ】を感じていた。職場の理解と家族の関心による【SMBGへの周囲の反応】に支えられ、【医療者からの支援とフィードバック】を受けられることが自己管理継続の要因であることが示唆された。
収録刊行物
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- 神奈川県立保健福祉大学誌
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神奈川県立保健福祉大学誌 14 (1), 25-34, 2017-03
神奈川県立保健福祉大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812623826304
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- NII論文ID
- 120006361328
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- NII書誌ID
- AA12047903
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- ISSN
- 13494775
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- NDL書誌ID
- 028091967
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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