「福祉経済学」の求める豊かさ
書誌事項
- タイトル別名
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- Seeking for a Wealth in the Welfare Economics
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説明
貨幣を獲得することは、今日の社会では必要不可欠の行動です。しかし、貨幣を獲得することだけで「豊かな」ことではないはずです。わたしたちはよく「豊かになった社会」とか「豊かな生活」といいますが、どこが豊かなのか、また、真の豊かさというのが何なのかということについて福祉経済学-本来の経済学-の立場から考えることにしました。本当に豊かだといえるには、人によって異なるのは当然ですが、人として生きていく時、欠かしてはいけないもの、忘れてはいけないものをしっかりと持ち、生活を楽しめることであります。またそのようなことが可能な社会が、豊かな社会ではないかと思います。お互いが認め合う共存社会であります。お互いの認識があれば、規則や現制は要らない社会のはずです。「豊かな社会」とは、生産によってのみ得られるものではなく、質の高い生産を生み出す社会です。
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KJ00004266629
論文
Article
収録刊行物
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- 京都短期大学紀要
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京都短期大学紀要 31 (1), 1-12, 2003-03-15
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812626479744
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- NII書誌ID
- AA11910002
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- ISSN
- 13483064
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB