健康女性を対象とした漸進的筋弛緩法によるリラックス反応の評価 : 生理的・感覚認知的指標による

書誌事項

タイトル別名
  • Psychophysiological Effects of Progressive Muscle Relaxation in Healthy Women
公開日
1999-03
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
群馬大学医学部保健学科

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説明

漸進的筋弛緩法によるリラクセーションの効果を検証する目的で,安静法(対照実験)と漸進的筋弛緩法(Progressive Muscle Relaxation Method以下PMR法と略)時における,脳波および心拍変動解析を行った。あわせてSTAI不安テストと身体感覚尺度を用いて認知・感覚的反応を評価した。対象は,健康な女性6名である。データは,同一被験者に日を替えて3回測定した。1日目は実験室及び実験条件に慣れるための予備日とし,2日目と3日目に安静法とPMR法を体験させて,両データを比較検討した。その結果,(1)脳波の高速フーリエ変換(FFT法)による分析が可能であった4例中の3例について,α波およびθ波の周波数帯域のPower値を比較したところ,安静法時には僅かな増加傾向が示され,PMR法時には顕著な増加が見られた。(2)平均心拍数(HR)および平均RR間隔は,6例中5例において,PMR法時に,HRの減少と平均RR間隔の延長が見られた。1例はPMR法時にHRの増加を示し,平均RR間隔の短縮を示した。なお,CV_<rr>値(心拍変動係数)と,FFT解析による高周波数帯域・低周波数帯域の割合については,対照実験との差は明らかにされなかった。(3)全例においてSTAI状態不安得点の低下と筋弛緩感覚の高まりを示す身体感覚尺度得点の上昇が見られ,PMR法時に顕著であった。

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

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