書誌事項
- タイトル別名
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- An Analysis of "B" Deposition in Higashi-Sumiyoshi Incident
- ヒガシ スミヨシ ジケン ニ オケル B キョウジュツ ノ ブンセキ ホウカ キョウジュツ ノ セイセイ プロセス 2
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説明
1995年7月に大阪市東住吉区の住宅密集地で発生した火災は、娘Mの死亡保険金目当ての詐欺未遂および放火殺人事件(いわゆる東住吉事件)として母親Aと内縁の夫Bが立件され、2人には2006年11月最高裁で無期懲役刑が確定している。本件は放火を裏付ける物的証拠がなく、AおよびBの自白のみを証拠としている。特にBには大量の供述があり、その大半で放火殺人を認めて克明に犯行様態を記しているが、その供述には数多くの疑問点が指摘されている。筆者は控訴審の段階から弁護団の鑑定依頼を受けて、B供述が「真犯人が体験を記した」ものか、「無実の者が犯人に扮して記した」ものかを明らかにするための供述分析を行なった。この鑑定書のうち、本稿では夫が自白に落ちた当日の供述を紹介して、自白の生成プロセスに関する評価を行なう。
収録刊行物
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- 花園大学社会福祉学部研究紀要
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花園大学社会福祉学部研究紀要 (16), 53-81, 2008-03-17
京都 : 花園大学社会福祉学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812760568576
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- NII論文ID
- 110006979623
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- NII書誌ID
- AN10478870
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- ISSN
- 09192042
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- NDL書誌ID
- 9574649
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
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- CiNii Articles