和算を題材としたRLA : 中間発表会までの活動を振り返って
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説明
本研究は高等学校数学科における整数の性質を対象としたものである。本稿では,Researcher-Like Activity(以下,RLA)という学習活動を取り入れた授業実践の報告を行う。RLAとは「研究者の活動の縮図的活動を学習の基本形態とする」学習活動を意味し,生徒自身が問題の条件を変更し発展させる活動である。この活動を授業に取り上げることで,生徒の主体性や問題に対する本質的な理解などが期待できる。また,本実践では和算を題材とした授業構成を行った。これは,RLAと和算の共通点が多かったことにある。本稿では和算を題材としたRLAによる授業の実践報告と,アンケートやSD調査を用いてどういった反応が得られたのかを報告する。
収録刊行物
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- 福井大学教育実践研究
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福井大学教育実践研究 40 59-70, 2016-02-12
福井大学教育地域科学部附属教育実践総合センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812767933440
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- ISSN
- 13427261
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10098/9907
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- KAKEN