橋田邦彦とその科学思想 ─『行の科学』を中心に─

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忘れられた橋田邦彦という一生理学者・政治家・教育者の著書『行の科学』を読み解くことにより、道元の主著『正法眼蔵』が、橋田の科学思想にどのように影響を与えたかを解明した。結論としては、橋田は『正法眼蔵』の一部に、歪めたとはいえないとしても極めて独創的な解釈を施し、それに独自の価値観を付与して、自らの科学思想に取り込み消化したと言えよう。

Journal

  • 研究紀要

    研究紀要 44 39-45, 2011-11-18

    大阪教育大学附属高等学校池田校舎

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