書誌事項
- タイトル別名
-
- キギョウ カチ ケイエイ カラ ニホンテキ ケイエイ エ
- From Value Based Management to Japanese-style Management
この論文をさがす
抄録
バブル崩壊後の日本企業では不祥事も相次ぎ,業績も低迷した。他方でアメリカ企業が復活し輝いて見えた。こんな中でコーポレート・ガバナンスが叫ばれ,企業価値,企業価値経営がもてはやされた。企業価値経営の業績指標とされるEVA(経済的付加価値)も多くの企業で導入された。コーポレート・ガバナンスを先導し,EVA導入で先鞭を付けたソニーがもてはやされた。今やソニーの凋落は著しい。そこでは,コーポレート・ガバナンス論はどんな役割を果たしたのだろうか。企業価値経営やEVAとは一体何だったのか。ソニーにおけるEVA活用などの事例から,その問題点を探り,今後の日本企業の経営はいかにあるべきかを考える。すでにこの間の経験からわかるように,その際,アメリカの経営手法を単純に取り入れてもうまく行かないだろうと思われる。現に日本企業はハイブリッド型日本的経営を志向しているように思われる。
収録刊行物
-
- 経済系 : 関東学院大学経済学会研究論集
-
経済系 : 関東学院大学経済学会研究論集 260 1-19, 2014-07
関東学院大学経済研究所
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282812788049664
-
- NII論文ID
- 120006025962
-
- NII書誌ID
- AN00302437
-
- ISSN
- 02870924
-
- NDL書誌ID
- 025793477
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles