英作文と自己啓発

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  • エイサクブン ト ジコ ケイハツ エイブン
  • Cultivating Self-Awareness and Social Responsibility through Writing Activities
  • エイサクブン ト ジコケイハツ

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日本の大学生に限らず英語圏の学生にとってもEnglish Compositionは余り得意な科目とは言えないようで, 日本の大学生が, Freshman Compositionで戸惑うのは当然の事と言えるかも知れない。その理由はこれまでに多種多様に論議されて来ているが, 本論では日本の大学生が「ものを書く」と言う体験を通して得られる「無形であるが価値のあるもの」に焦点を当てたいと思う。English Compositionと言うと, とかく教師はまず第一に文法や文型の正確さ, あるいはライティングのスタイルに焦点を当てる傾向にある。その重要性を否定するものではないが少し角度を変え, 学生が英語で何を訴え, 試行錯誤の末に得られるものが彼らにとっていかに重要であるか, 叉文法でがんじがらめにするのではなく, English Compositionの基礎を築くには英語を“量産" させ自信をつけさせる事の重用性について論じたい。英語で「ものを書く」と言うactivitiesを通して自己を見つめ, 考える機会を得, 学生が自分や自分の周りの者だけの狭い域を超え, 社会の一員としての自覚と責任をも持つようになりうると言うことを本論で述べてみたい。

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