書誌事項
- タイトル別名
-
- A Study of Embossing Effects of Stitching in Embroidery : Cutwork
- シシュウ ギホウ ステッチ ニ ヨル リッタイカン ノ コウカ
この論文をさがす
抄録
前稿において,カットワークについて技法を取りあげ,従来使われている技法と,新しい技法の各々をサンプル製作をして比較検討した。言うまでもなく刺しゅうは,ステッチの組合わせと配列作用により物・大きさを図柄として表現する事が出来るのである。カットワークの技法は,極めて単純なボタンホール・ステッチ,オーバーカスト・ステッチのみで刺した物である。単純ゆえに精巧さも求められるのである。緻密で精巧な技法で刺し,布を切り取って透し模様を作るカットワークは,ニードルポイン ト・レースの母体でもある事柄から,前稿では取り上げる事のなかった基礎的な技法,バー(bar),ブリッド(bride) ,ピコット(picot),アイレット・ワーク(eyelet work=小さい穴)は,勿論刺しゅうの歴史,レース(Lace) の歴史,カットワークの技法と併用したニードルポイント・レースに至る経過を検討した。
収録刊行物
-
- 文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究
-
文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究 (27), 109-114, 1996-01-31
文化女子大学
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282812793351168
-
- NII書誌ID
- AN10432144
-
- ISSN
- 0919780X
-
- HANDLE
- 10457/2381
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB