書誌事項
- タイトル別名
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- Syntax and Semantic Interpretation of Toiu
- イミ ト トウゴ カラ ミタ ト イウ ノ キノウ
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抄録
P(論文)
本稿は、[XトイウN]におけるX (修飾部)とN (主名詞)の関係を例示関係として捉え、XはNの例として[XトイウN]全体で1つの「タイプ」を表すと考える。そしてこのような[XトイウN]の例示関係はXが名詞である「語のレベル」だけでなく、Xが「文(名詞節)のレベル」においても成立することを示す。Xが文(名詞節)レベルの場合、トイウの生起はXの事態タイプによって異なり、それぞれの事態タイプは時制解釈、PRO主語解釈と連動する。その結果、トイウの有無が、「個別」対「タイプ」、「具体」対「概念」、「現実」対「非/未現実」の対立を作り出すことを提示する。しかしXとNの関係性は、話者が事態Xをどのようにとらえるか(話者の認識や事実認定)によっても左右される。先行研究(寺村1975~1978)では主にNのタイプによってトイウの介在が論じられてきたが、本稿では先行研究での成果を取り上げる形で、より大きな文(主文)や談話レベルでの観点からも考察を加えた。このようにトイウを俯瞰的にとらえることで、語のレベル、文(節)のレベルだけでなく、より大きな文(主文・談話)レベルにおいてもトイウの例示機能が関わることを提示する。
論文
Research Paper
収録刊行物
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- 言語科学研究 : 神田外語大学大学院紀要
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言語科学研究 : 神田外語大学大学院紀要 14 49-68, 2008-03
千葉 : 神田外語大学大学院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812810549248
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- NII論文ID
- 110007041075
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- NII書誌ID
- AN10576042
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- ISSN
- 13476203
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- NDL書誌ID
- 9491950
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles