大分県の幼稚園における子育て支援に関する研究 : 子育て支援の実態調査から

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タイトル別名
  • オオイタケン ノ ヨウチエン ニ オケル コソダテ シエン ニ カンスル ケンキュウ : コソダテ シエン ノ ジッタイ チョウサ カラ
  • Research on Parenting Support of Kindergarten in Oita Prefecture
  • —From a Survey of Parenting Support —

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説明

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著者名 はしご高の高濱が本来の表記

本研究は、大分県の幼稚園における子育て支援の実態を明らかにすることを目的として行った。大分県内の公立、私立及び国立大学法人附属幼稚園２０３園に質問紙を配付し、郵送による回答を求めた。質問紙は、「 預かり保育」、「 子育て相談」、「 未就園の親子への支援」について活動の実施の有無とその内容、また、実施あるいは実施していない理由、活動の頻度や園としての見解について問う項目によって作成した。 その結果、１３６園から回答を得ることができた（回収率：６７．０％）。子育て支援における各活動の実施率はそれぞれ７３．５％、６１．０％、６２．５％であり、大分県においても、全国状況と同様に取り組みが進み、それぞれの活動によって差はあるものの定着しつつあることが分かった。 一方で、特に地域に密着した公立の幼稚園では、他園や行政などの他機関との関係から園独自の取り組みではなく、他機関との役割分担の中でできることを行っている実態があることがわかった。すべてを幼稚園単独で行うのではなく、地域の中で幼児教育の一つの資源として役割を担うというあり方も大分県の実態からは必要であるといえる。

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