培養ヒト血管内皮細胞における細胞密度依存性アポトーシス誘導

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  • バイヨウ ヒト ケッカン ナイヒ サイボウ ニ オケル サイボウ ミツド イソンセイ アポトーシス ユウドウ
  • Cell Density-Dependent Initiation of Apoptosis in Human Umbilical Vascular Endothelial Cells

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ヒト臍帯血管内皮細胞の栄養因子除去によるプログラム細胞死(アポトーシス)において、細胞密度がその動態に影響を与えていることを示した。本研究では細胞密度とアポトーシスの関連性を明らかにするために様々な細胞密度での統合的な解析を試みた。その結果、アポトーシス誘導開始に至るまでの時間が細胞密度依存性を示した。これまで筆者らは2つの異なる栄養因子(線維芽細胞増殖因子(FGF)経路ならびにウシ胎児血清(FBS)経路)除去によるアポトーシス経路を明らかにしているが1)、それら2つの経路においても細胞密度依存性を示した。さらにアデニル酸シクラーゼのアクチベーターであるIBMX が高密度培養時のアポトーシス誘導の開始を遅延させうることを確認した。

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