奄美喜界島方言の時間表現から : アリ・リ系のかたちをめぐって

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  • アマミキカイトウ ホウゲン ノ ジカン ヒョウゲン カラ : アリ ・ リケイ ノ カ タチ オ メグッテ

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抄録

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古代日本語で時間表現にかかわる、ヨメリ、カケリのようなアリ・リ形は、現代琉球方言では南琉球方言に存在が確認されているが、北琉球方言に属する奄美喜界島上嘉鉄方言にもみとめられる。その用法はシタリ・シテ形と同様、代表的な用法が終止、中止、分析的なくみたてにまたがる。また、古代日本語とちがって、二段活用タイプ動詞からもつくられる。これらのことを、十分ではないが例をあげながら報告する。

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