ミナンカバウ(西スマトラ)におけるムハマディヤ支部の成立と発展(1)

書誌事項

タイトル別名
  • ミナンカバウ(ニシスマトラ)ニ オケル ムハマディヤ シブ ノ セイリツ ト ハッテン(1)
  • The Establishment and the Development of the Muhammadiyah Branches in Minangkabau(West Sumatra)(1)

この論文をさがす

抄録

type:text

1912年11月18日、中部ジャワの古都ジョクジャカルタにおいて、K.H.アフマド・ダフランにより設立されたイスラーム改革団体ムハマディヤ(ムハンマドに従う者)は、オランダ植民地政庁により、1921年オランダ領東インドでの活動を認可された。前年、ジャワでの活動を認可されており、ジャワの各地にムハマディヤ支部が設立された。1925年、ジャワ以外の地では初めて、ミナンカバウ(西スマトラ)にムハマディヤ支部が誕生した。その後10年足らずの間に、ミナンカバウでは多数のムハマディヤ支部が設立され、ムハマディヤ運動は急速に発展する。なぜ西スマトラにおいて、ムハマディヤは支部拡大に成功したのか。ムハマディヤに関するいくつかの文献資料に依拠しながら、その原因を考察する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ