関係データベースの等価変換

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  • Equivalent Transformations for a Relational Database

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抄録

関係データベースから関係代数の諸演算を用いて導き出せる関係の全体をParedaensはそのデータベースの持つ本質的情報と考えて それをある種の置換群によって特徴づけた.本稿ではこの置換群を不変に保つ操作として等価変換の概念を導入し 直観的な意味でデータベースの情報を保存すると考えられるいくつかの操作が等価変換になっていることを示す.特に関係の正規化操作は常に等価変換であることを示す.それに関連して ある関係R を2つの関係R_1 R_2に射影分解する操作が等価変換となるためには RがR_1とR_2の結合になっていることは十分条件ではあるが必要条件ではないことを示す.また 関係の合併の逆演算に相当する等価変換が存在することを示し これら各種の等価変換を組合せることによって 関係の正規化よりも一般的な関係の標準化理論が存在し得ることを例示する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282812867149440
  • NII論文ID
    110002723541
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00016296/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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