面談を通して把握した低単位学生の特徴と学業関連領域における支援策実践例 : ピア・サポーターを活用した修学支援

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タイトル別名
  • Using Peer Supporters to Solve Academic Problems Faced by Low Achieving Students : A Case Study from Kyoto Sangyo University
  • メンダン オ トオシテ ハアク シタ テイタンイ ガクセイ ノ トクチョウ ト ガクギョウ カンレン リョウイキ ニ オケル シエンサク ジッセンレイ : ピア ・ サポーター オ カツヨウ シタ シュウガク シエン

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説明

京都産業大学教学センターでは2013年度秋学期に195名の低単位学生へ面談を行った。低単位に陥った理由は,学力のみの問題ではなく,生活面や意欲等,様々な要因に影響を受けていると考えられるが,アンケートやその面談結果等からもそれが確認できた。筆者らはその中でも,「学業面」の要因と「学業に関連して必要なコミュニケーション・スキル」,「学業にまつわる不安感」に注目し,ピア・サポーターを活用した支援を実践した。対象学生4名に対し職員とピア・サポーターの三者で面談を行い,その結果「復習のやり方の理解」等の修学スキルの改善や「コミュニケーションをとる際の不安の軽減」が認められた。  本稿は支援の具体的な条件設定,取り組み内容,また取り組みを通じて明らかになった課題について論じている。

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