電子ジャーナルのアーカイバルアクセスをめぐる現状と今後の方向

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電子ジャーナルの購読中止後に、いったん利用権を得たコンテンツのアクセスが保証される、いわゆるアーカイバルアクセスは、出版社により条件が異なるので契約時に注意を要する。しかし、全体としてアーカイバルアクセスの条件は整備しつつあり、アーカイバルアクセスはもはや電子ジャーナルへの移行において大きな妨げではないという認識が広まりつつある。また出版社の倒産、テロや天変地異といった万一の事態に備えての第三者機関によるアーカイブ保存は、LOCKSS、Portico、各国中央図書館など複数の実験的なプロジェクトが並行して行われており、今後が注目される。

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